はじめに
「行政書士の模試、たくさんあるけど結局どれを選べばいいの?」
直前期に入ると、こうした悩みを抱える方は多いと思います。
私自身も昨年(令和6年度)の本試験を実際に受験しており、その経験をふまえたうえで模試に取り組んでいます。
今回は、そんな私が以下の3つの模試(いずれも第1回)を実際に解いて比較してみました。
- 本試験をあてる TAC直前予想模試 行政書士
- LEC 出る順行政書士 直前予想模試
- 合格革命 法改正と直前予想模試
この記事では、それぞれの模試について、難易度の体感・構成の特徴・どんな人に向いているかを、実体験をもとに正直にお伝えしていきます。
※なお、模試の傾向や体感的な難易度について述べていますが、具体的な設問内容や解答には一切触れていません。これから模試を解く予定の方も安心してお読みいただけます。
比較早見表|点数と体感のまとめ
模試名 | 解答日 | 択一点 | 記述点 | 総合点 | 体感難易度 |
---|---|---|---|---|---|
TAC | 5月23日 | 132点 | 41点 | 173点 | 行政法はやや難。その他は素直な印象。 |
LEC | 7月3日 | 136点 | 50点 | 186点 | 難易度のバランスが取れており、基礎確認に◎ |
合格革命 | 7月12日 | 98点 | 24点 | 122点 | 全体的に難しめ。応用力が必要。 |
各模試のレビューとおすすめポイント
本試験をあてる TAC直前予想模試
- 難易度の印象:行政法がやや難しく感じましたが、それ以外の科目は比較的素直で取り組みやすい印象でした。
- こんな人におすすめ:
→ 時間配分や問題処理の負荷をかけて本番に慣れたい人や、他模試で高得点が取れた人の2回目の実力確認に向いています。

LEC出る順行政書士 直前予想模試
- 難易度の印象:本試験とほぼ同等のレベルで、バランスの良い出題。記述・多肢選択も素直な構成でした。
- こんな人におすすめ:
→本番直前に「しっかり得点できるか」を確認したい人や、模試が初めての人にもおすすめです。
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合格革命 法改正と直前予想模試
- 難易度の印象:3つの中で最も難易度が高く感じられました。個数問題・記述の切り口など、応用力が試されていた印象です。
- 難易度に関する客観的情報:
👉 TAC出版公式X(旧Twitter)でも、合格革命模試について「定番~やや高難易度」との言及がありました。
▶ 該当ポストはこちら
> 「X上のポストを見ても受験生の間でも『難しい』との声が多い。」 - こんな人におすすめ:
→ 高難易度に挑戦し、より実力を向上させたい人にオススメです。
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自分に合った模試を選ぶためのヒント
それぞれの模試がどんな目的で効果を発揮するのかをまとめました。
「今の自分に必要なのは何か?」という視点で、模試選びの参考にしてください。
模試名 | 難易度感 | 効果的な使い方 |
---|---|---|
LEC | 本試験並 | 得点力や記述力の総点検/本番前の安定感チェックに |
TAC | 本試験並~やや難 | 実戦練習・時間配分の確認/本試験形式のシミュレーションに |
合格革命 | 難 | 応用力・処理力の養成/高負荷トレーニングとして |
おわりに|模試は「目的別に選ぶ」のが正解!
模試は「とりあえず1冊解く」よりも、目的に応じて選ぶことが大切です。
- 「自分の実力を客観的に測りたい」→ LEC
- 「時間感覚や解答戦略を練りたい」→ TAC
- 「あえて難しい問題で鍛えたい」→ 合格革命
直前期の限られた時間の中で、模試をどう活かすかは合否を分ける大きな要素になります。
この記事が、あなたにぴったりの模試選びのヒントになれば幸いです。
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