行政書士試験の合否は“記述式”で決まる!
行政書士試験では、300点満点中60点を占める記述式問題(20点×3問)と、15点分の多肢選択式があります。
記述を疎かにすると、どれだけ択一式で得点しても合格が遠のいてしまいます。

著者
著者も2024年度の記述式は僅かに8点。
合計170点で、合格には届きませんでした。
記述式の重要性を身に沁みて実感しています。
今回は、記述・多肢選択式対策に特化した
『2025年版 出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集』を徹底レビュー!
以下のポイントについて、行政書士受験生目線で徹底解説します!
- 教材の特徴
- 実際に使って感じたメリット・デメリット
- 他社教材「合格革命」との比較
【本書の特徴】LEC「出る順」シリーズならではの実践重視!

① 40字以内で書く力を徹底トレーニング
本書では、記述問題を解くために必要な以下のステップを重視しています。
- 問題の所在を読み解く
- 該当する法令や制度を見つける
- 事例に当てはめ、40字以内でまとめる
単なる知識の暗記ではなく、「どう答えを導くか」という思考プロセスを養えるのが大きな特徴です。
② 多肢選択式の実力も同時に底上げ
多肢選択式問題にも対応。記述と多肢を同時に鍛えられるのは嬉しいポイント。
③ 見開きレイアウトでテンポよく学習
- 左ページ:問題+ヒント
- 右ページ:詳細な解説+補足知識
LECの「合格基本書」とリンクしており、インプット&アウトプットの往復学習にも対応。
使ってみて感じたメリット
- 思考力・文章力が同時に鍛えられる:
記述の型が身につく! - 配点の目安やヒントがわかりやすい:
どの部分の理解が足りないかがすぐ分かる! - 練習用の解答用紙付き:
コピーして使用可能! - 多肢選択問題も充実:
この1冊で記述式・多肢選択式がまとめて対策可能!
使ってみて感じたデメリット
- 初学者にはやや難易度が高め:
難易度順に問題が並んでおらず、冒頭から難しい問題が出題されています。
初学者が本教材を使用した場合、その難しさに面食らう可能性も有るかもしれません。
【他社比較】合格革命との違いは?
項目 | 出る順(LEC) | 合格革命(早稲田経営出版) |
---|---|---|
問題構成 | オリジナル問題中心 | 基礎(穴埋め)+応用(事例) |
記述式対策 | 思考力重視・解答テク付き | 初学者も安心の2段階構成 |
多肢選択対策 | あり(憲法・行政法) | 予想問題多数 |
携帯性 | 解答用紙あり | 赤シート&DL可能 |
対象者 | 中級以上向け | 初学者も◎ |
▶ どちらが向いている?
- 「実践的に書く力を鍛えたい」「LECで教材を統一したい」→出る順
- 「基礎から丁寧に記述式を攻略したい」→合格革命
まとめ:記述式と多肢選択で差をつけろ!
記述式や多肢選択の配点が大きい行政書士試験では、早い段階からの記述式対策が合否を左右します。
LECの『出る順 40字記述式・多肢選択式問題集』は、記述対策におすすめの問題集として、特にアウトプット型の学習スタイルにぴったりです。
LECの『出る順 40字記述式・多肢選択式問題集』は、知識だけでなく思考力・表現力を伸ばせる一冊です。
特に、LECの基本書と併用している方や、アウトプット練習を重視したい方に最適です。
記述を苦手なままにせず、早いうちから対策を始めて行政書士試験合格をつかみましょう!
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