「試験直前、何をすればいいかわからない……」
「全範囲を復習する時間がもう残っていない……」
2025年度の行政書士試験を受験予定の私自身が、そんな状況の中で実際に使ってみたのが、TAC出版の『出るとこ予想 究極のファイナルチェック』でした。
この記事では、リアル受験生の目線で感じたメリット・デメリット、どう活用したかを率直にレビューしていきます。
「直前期に効率よく復習したい」「出るとこだけに絞って勉強したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
書籍の基本情報

項目 | 内容 |
---|---|
書名 | 2025年度版 行政書士 出るとこ予想 究極のファイナルチェック |
著者 | TAC株式会社(行政書士講座)編著 |
出版社 | TAC出版 |
発売日 | 2025年5月10日 |
定価 | 1,100円(税込) |
ページ数 | 140ページ(B5判・2色刷) |
特徴 | 赤シート対応/全60テーマ収録/最新法改正対応 |
本書の特徴と使い方
✅ 60テーマに絞ってあるから、直前でも間に合う!
行政書士試験の全範囲を直前期にやり直すのは現実的ではありません。
本書では、「出題可能性の高いテーマ」に的を絞って見開き2ページで完結する構成になっているため、非常に効率的に学習できます。
私はざっくりと1周読み切るのに1時間もかからなかったです。そこから何度か繰り返し、弱点だけを重点チェックという使い方ができました。
✅ 赤シート+図表で、暗記と整理がはかどる
重要語句は赤字で記載されており、付属の赤シートで隠しながらチェック可能。
また、図表が豊富で「まとめノート的」に使えるのも高評価ポイントです。
実際に使って感じたメリット・デメリット
◯ メリット
- 短時間で全体を見直せる(ざっくりなら1時間で一周可)
- 赤シート対応で暗記しやすい
- 図表が多くて知識が整理されやすい
- 重要ポイントが一目で分かるので、直前期に最適
△ デメリット
- 全範囲はカバーしていない(60テーマに限定)
- 問題演習の要素はほぼない(あくまで要点チェック用)
とはいえ、この本に「網羅性」や「演習力」を求めるのは本筋ではありません。
“出るとこだけ押さえたい”というニーズにしっかり応えてくれる教材だと感じました。
こんな人におすすめ!
- 模試や過去問をやったけど、知識が整理できていない人
- 「本番まであと1週間しかない…」と焦っている人
- 最後に何をやればいいか迷っている人
- コンパクトに重要事項を再確認したい人
✅ まとめ:直前期に「何をすべきか分からない人」こそ、この1冊!
『出るとこ予想 究極のファイナルチェック』は、直前期にざっと試験範囲の重要ポイントを確認するのにおすすめの1冊です。
見開き完結・赤シート対応・図表多めと、スピード感と記憶効率の両立ができる設計になっており、私自身、模試後の総仕上げにかなり助けられました。
- 「これ、出そうだな」
- 「あ、ここ忘れてた!」
……そんな気づきが次々に出てくるので、記憶の穴を埋めるのにも最適です。
本番直前、何かやるべき教材を1冊探しているなら、間違いなく買って損はありません。
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