「行政書士の記述式問題がどうしても苦手…」
「記述対策を始めたいけど、どの問題集を選べばいいのかわからない」
そんな方におすすめしたいのが、TACの
『みんなが欲しかった!行政書士の40字記述式問題集』です。
この記事では、実際に2025年度行政書士試験受験生として本書に取り組んでいる私が、
本書の良かった点・気になった点を正直にレビューしています。
記述式対策に不安がある方
本番に向けて追加で記述問題集を探している方
は、ぜひ参考にしてみてください!
本書の基本情報(2025年度版)
- 書名:みんなが欲しかった!行政書士の40字記述式問題集
- 出版:TAC出版
- 定価:1,760円(税込)
- ページ数:452ページ/A5判
- 付録:赤シート、別冊解答用紙、ダウンロード用解答用紙つき

行政書士の記述式、なぜ難しい?
行政書士試験の記述式は、60問中たった3問ですが、配点は全体の20%(60点)。
たった3問とはいえ、1問の失点が合否を左右する大きな要素になります。
特に記述式が苦手な方に多い悩みは、
- 何を書けばいいか分からない
- どうやって40字にまとめればいいのか分からない
- 模範解答とのギャップに自信をなくす
というもの。
そんな悩みを持つ方にぴったりなのが、この『みんなが欲しかった!』シリーズの記述式対策本です。
良かったポイント
① 解法マニュアルで“40字記述の型”が身につく
最初の章では、記述問題をどう考え、どうまとめるかという“解法の型”をじっくり解説。
「いきなり問題演習」ではなく、まずは書き方の基本を丁寧に教えてくれる構成なので、初心者でも安心です。
② 問題ごとの解法手順が本当に丁寧!
問題ごとに、
- 問題文のどこを読むべきか
- どのキーワードを拾うか
- どう構成すべきか
といった思考の流れを1ステップずつ言語化してくれているのが本書の大きな特長。
他の記述式問題集もいくつか使いましたが、ここまで丁寧に解法手順が解説されているのは本書だけでした。
③ 記述式100問(行政法30問+民法70問)で実戦力アップ!
問題数も申し分なし。
多肢選択式も38問掲載としっかり演習可能。
惜しいと感じた点
- 解説が毎回同じような“型”で展開されるため、慣れてくると少し物足りなく感じる部分も。
- 内容的には初学者~中級者向けで、応用的な記述練習にはやや物足りないと感じる方もいるかもしれません。
ただしこれは「解説が丁寧すぎる」という裏返しでもあります。
「まずは基礎を固めたい」という方にはむしろ大きなメリットです。
こんな人におすすめ!
- 記述式に不安がある行政書士受験生
- 解答の“型”や考え方をゼロから学びたい人
- 問題数が豊富な記述式問題集を探している人
- 追加の問題集として、もう1冊演習用に使いたい人
まとめ|記述が不安ならまずこの1冊から!
行政書士試験の記述式は、配点が大きく、差がつきやすいパートです。
その一方で、演習量が足りないまま本番を迎えてしまう人も多いのが実情。
『みんなが欲しかった!行政書士の40字記述式問題集』は、
✅ 解法の型の習得
✅ 丁寧なステップ解説
✅ 十分な演習量
の3点がそろった、記述に不安がある人にこそおすすめの1冊です!
👉️LEC「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」のレビュー記事はこちら
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