解いて覚える!社労士 選択式トレーニング問題集レビュー

社労士

はじめに

本記事は独学で令和6年度社労士試験に合格した私が、実際に使用した選択式トレーニング問題集本音でレビューしています。

この記事を読むことで以下のことが分かります。

☑ 本教材のメリット・デメリット
☑ 合格者によるの本教材の具体的活用法

☑ 実際に使用してみての本音

著者
著者

科目別に販売されており、苦手科目など特定の科目を演習したい方にオススメです。
また、解説がかなり簡潔ですので学習経験者向けだと思われます。

亮

社労士、FP1級、DCプランナー1級、宅建、賃貸不動産経営管理士、基本情報技術者、ソフトウエア開発技術者などの資格試験に合格している元SE。現在は他業種へ転職。

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解いて覚える!社労士 選択式トレーニング問題集とは

社会保険労務士 大原ブックストア
社会保険労務士

大原の合格ノウハウを凝縮した「労働基準法」の選択式トレーニング問題集です。 豊富なオリジナル問題と過去本試験問題10年分で、重要論点もしっかり網羅。 選択式の問題演習量を増やしたい方、選択式の総仕上げにオススメです。これで選択式を完全マスター!

引用元:https://www.o-harabook.jp/SHOP/9784867831632.html

本教材を選んだ理由

昨年度試験で選択の労基/安衛で基準点割れで不合格になってしまったため、選択式対策が出来る教材を探していました。
そこで科目別に9冊に分かれており、問題数も多く、しっかりと対策が出来そうな本教材を購入するに至りました。

なお、択一式は購入しておりません。

メリット・デメリット

実際に本教材を使用して感じたメリットとデメリットを記載していきます。

メリット

科目別に販売されている

科目別に9冊に分かれて販売されているので、確実に選択対策をすることが出来ます。
苦手な科目のみ購入する事も可能です。

掲載問題数が多い

掲載オリジナル問題数は以下の通り(過去問を除く)、非常に多いです。
・労基 53問
・安衛 41問
・労災 41問
・雇用 57問
・労一 59問
・健保 68問
・国年 69問
・厚年 49問
・社一 43問

過去問も掲載されており、法改正にも対応

オリジナル問題以外も過去問も10年分掲載されており、法改正にも対応しているので安心して過去問で対策が可能です。

デメリット

解説が完成文のみ

解説部分が、原則解答とその解答を問題文に当てはめた完成文のみです。
周辺知識や詳細な解説が無いので、物足りないと思う人もいるでしょう。
逆に言うならば余計な解説が無く、問題演習に集中出来るとも言えるでしょう。

全て購入すると9,460円(令和7年度版)

選択式の9冊を全て揃えようとすると9,460円(令和7年度版で計算)と、それなりに値段が張ってしまいます。
全科目を購入する場合、コスパはお世辞にも良いとは言えないと感じます。

解いて覚える!社労士 選択式トレーニング問題集の具体的活用法

本教材の具体的な活用法は以下の通りです。

1️⃣ 全ての問題につき2回ずつ解く
2️⃣ 苦手な科目については3回目も解く

まずは全ての問題を解き、2回目も同じように解きました。
そして3回目は昨年基準点割れとなってしまった労基・安衛のみ解きました。

このように苦手な科目のみ繰り返し解くのもオススメ出来ます。

本教材使用の本音

選択式の基準点割れは社労士受験生にとって恐怖以外の何者でもありません。
どれだけ対策をしても不安は尽きることは無いでしょう。

選択式は色々な教材を使用しましたが、量は圧倒的に本教材が多かったです。
そのため、色々な問題に触れられた事は良かったです。
反面、問題数をこなすのに時間がかかり、労基・安衛以外は2回解くのが精一杯でした。

選択式対策は必要ですが、必要以上に時間を掛けるものでもないと思っているため、全科目を購入してやり込む必要は後から思えば無かったかなと思います。

それでも結果的に選択式で基準点割れも起こす事は無かったので使用して良かった、とも思いますが、選択のツボで充分だったという思いもあり、なかなか評価が難しい教材です。

この記事で何度も言及していますが、苦手や不安な科目のみ購入して取り組むならオススメ出来ます。

大原生ならよりよい活用法があるのかもしれませんが、独学で実際に使用した私からすると、以上のような感想となります。

本記事が社労士試験の問題集を選ぶ方の参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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