はじめに
この記事を読むことで以下のことが分かります。
☑ 本教材のメリット・デメリット
☑ 合格者によるの本教材の具体的活用法
☑ 実際に使用してみての本音
合格に必要な知識はこの問題集で充分身に付ける事が出来ると思います。
解説もとても分かりやすく、周辺知識も記載されており、理解が進みやすいです。
とてもオススメ出来る問題集です。
なお、本問題集には受験2年目から取り組み始めました。
令和6年度社労士試験合格体験記はこちら↓
みんなが欲しかった! 社労士 合格のツボとは
TACが出版している問題集で、択一式と選択式とが別々の冊子として販売されています。
選択式は333問、択一式は1600問(2025年度版)と、問題数も充分です。
試験頻出の問題に絞って掲載されており、効率良く合格に必要な知識を身に付けることが出来ます。
本教材を選んだ理由
1年目はユーキャンの問題集を使用し、択一式は47点で基準点超えも、選択式の労基安衛のみ基準点割れで不合格でした。
そこで、択一式は勿論、選択式も充実している問題集を探していました。
問題集選びの条件として、私は以下のことを重視していました。
☑ 問題数が多すぎずかつ少なすぎないこと
☑ 解説が丁寧で分かりやすいこと
☑ 選択式対策が充実していること
・問題数が多すぎずかつ少なすぎないこと
問題数が多すぎる →これを何周も出来るのかな?
問題数が少なすぎる→これだけで合格出来るかな?
と、どちらも一長一短あるため、問題量が多すぎず、かつ少なすぎない問題集を探していました。
本問題集は選択式と択一式で別れており、それぞれ選択式が333問、択一式が一問一答式で1600問あり、合格に必要な知識は充分得られる教材であるだろうと感じました。
・解説が丁寧で分かりやすいこと
解答が簡素な場合は、テキストに戻って確認したりする頻度が増え、余計な時間が掛かってしまいます。
このため、解説が丁寧でかつ分かりやすいことが条件でした。
・選択式対策が充実していること
問題集によっては、択一式のおまけで選択式の問題が少しだけ掲載されている問題集もあります。
このため、しっかり選択対策が出来る問題集を探していました。
本問題集は選択式問題集として一冊独立しており、合格に必要な対策が出来ると感じました。
以上の条件に全て該当するのがTACのみんなが欲しかった! 社労士 合格のツボでした。
メリット・デメリット
実際に本教材を使用して感じたメリットとデメリットを記載していきます。
メリット
問題数がちょうど良い
問題集は一回解いて終わりではなく、繰り返す事は必須です。
個人的にはどんな試験であっても問題集は少なくとも3回、問題によってはそれ以上は必要だと考えています。
本問題集はこの点については多すぎず少なすぎない絶妙な問題数であると感じます。
周辺知識の記載が多い
問題に対する解説があるのは勿論ですが、それに関連する知識も併せて掲載されている箇所が多く、一個の問題で多くの知識を習得することが出来ました。
基礎編と応用編と別れており、ステップアップしやすい
択一式は単元毎、選択式は科目毎に基礎編→応用編の順番で問題が掲載されています。
まずは基礎的な問題に挑戦し、確実な知識を付けた上で応用編にステップアップすることが出来ます。
このようにメリハリを付けて学習を進める事が出来るのは個人的にはメリットだと感じています。
デメリット
みんほしテキストの該当頁は掲載されていない
同じTACのみんなが欲しかったシリーズで、みんなが欲しかった! 社労士の教科書があります。
本問題集には社労士の教科書の該当頁は載っていません。
他の問題集では、対応しているテキストの該当頁が載っているものもありますが、本問題集ではテキストで確認したい場合は、その度に該当箇所を探す手間がかかります。
私はテキストは別のシリーズのものを使用していたのでどちらにしろ影響はありませんが、この点は人によってはデメリットと言えるかもしれません。
選択式の根拠条文等が一まとまりになっている
私が他に利用していたユーキャンの問題集では、選択式の解答解説欄において
Aは法◯◯条、Bは法◯◯条、Cは法◯◯条、Dは法◯◯条、Eは法◯◯条
のように各解答欄毎に根拠法令が掲載されており、分かりやすかったですが、
本問題集はA、B、C、D、Eについて一括で
法◯◯条、法◯◯条、法◯◯条、法◯◯条、法◯◯条
となっており、各解答欄でどの条文を見れば良いのかが分かりづらく、復習にやや手間取りました。
みんなが欲しかった! 社労士 合格のツボの具体的活用法
ここからは、実際に本問題集を使用した私が、具体的な活用法を記していきます。
1️⃣ 全問題を3回ずつ解く
2️⃣ 自信が無い問題は4回目以降も繰り返す
1️⃣ 全問題を3回ずつ解く
まずは全問題について3回ずつ解いていきました。
順番としては
労基の択一式→選択式
安衛の択一式→選択式
・・・
社一の択一式→選択式
と、科目別に択一式と選択式を交互に繰り返して行きました。
解説欄だけで理解出来なかった点については、使用テキストであるTACの合格テキストに戻って逐一確認しました。
3回解いてみて、3回全て正答し、かつ根拠も完璧に言える自信があった問題は以後繰り返し解かなくても良いようにチェックをしていきます。
2️⃣ 自信が無い問題は4回目以降も繰り返す
3回ずつ解いた時点で自信がある問題は、以後解かなくても良いように分かりやすくチェックを付けていました。
4回目は、それ以外の問題について再度繰り返します。
最終的には全問題について3回~6回解いて本試験に挑む事になりました。
本教材使用の本音
受験2年目から本問題集を使用しましたが、初年度から使っても良かったと思う程の良問題集でした。
繰り返し出来る程度の分量で、解説も分かりやすく、記憶にも残りやすかったです。
この辺りは合格のツボの名が示す通り、合格に必要な知識に絞った問題ばかりなのだなと感じます。
直前期はこの問題集を信じて集中して取り組んだ結果、合格に繋がったと思っています。
本記事が社労士試験の問題集を選ぶ方の参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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