この記事では、マンション管理士試験のテキスト選びで悩んでいる方に向けて、「2026年度版 らくらくわかる!マンション管理士速習テキスト」の使用レビューをご紹介します。
私は令和8年(2026年)のマンション管理士試験を受験予定で、実際に本書を使って学習しています。
マンション管理士試験は、区分所有法や民法、マンション管理適正化法、建築・設備など、非常に幅広い知識が求められる難関資格です。
そのため、テキスト選びでは、以下の点が重要になります。
・試験に必要な知識がしっかり載っているか
・情報量が多すぎて読みにくくなっていないか
・初学者でも理解しやすいか
・効率的に勉強できる構成になっているか
・最新の法改正に対応しているか
そこで今回は、本書を実際に使用したうえで、「どのようなテキストなのか」「使いやすいと感じたポイント」「どんな人におすすめなのか」を詳しくレビューします。
2026年度版 らくらくわかる!マンション管理士速習テキストの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書籍名 | 2026年度版 らくらくわかる!マンション管理士速習テキスト |
| 定価 | 3,190円(本体価格+税) |
| ISBN | 9784300120323 |
| コード番号 | 112032 |
| ページ数 | 896ページ |
| 判型 | A5 |
| 刷り色 | 2C |
896ページということで、決して薄いテキストではありません。
ただし、実際に読んでみると、単純に試験範囲の情報を大量に詰め込んだタイプのテキストではないことが分かります。
「合格に必要な知識を厳選し、それを理解しやすい形で整理する」
という点に重点が置かれている印象です。
実際に使って感じた「わかりやすさ」
ここからは、実際に本書を使ってみて感じたことを紹介します。
情報を詰め込むだけのテキストではない
資格試験のテキストというと、どうしても、「とにかく必要な情報を全部掲載する」という作りになっているものもあります。
もちろん情報量は重要なのですが、情報が増えるほど、
「結局何を覚えればいいのか分からない」「文章を読んでも制度の仕組みが理解できない」
という問題も起こりやすくなります。
その点、本書は「どうすれば受験生が理解しやすいか」ということを意識して作られているように感じました。
具体例や図表なども使われており、単純に暗記を促すだけではなく、内容を理解するためのヒントが用意されています。
私自身、実際に読んでいて、「この説明なら理解しやすい」と感じる場面が多くありました。
「理解のヒント」やプラスαの知識が役立つ
本書では、本文の知識だけでなく、理解を助けるための補足情報も掲載されています。
こうした情報があることで、
「なぜこのようなルールになっているのか」
「この制度はどういう意味なのか」
といった部分を理解しながら読み進めることができます。
章末の「重要!確認問題」でアウトプットもできる
各章の最後には、一問一答形式の「重要!確認問題」が掲載されています。
テキストを読んだ直後に問題を解くことで、「読んだつもりになっているだけではないか」を確認できます。
もちろん、本格的な問題演習については別途過去問などに取り組む必要がありますが、
テキストを読み進めながら知識の定着度を確認できます。
「POINT整理」で暗記事項を確認できる
暗記しておきたい重要事項は、「POINT整理」にまとめられています。
これも、普段の学習だけでなく、試験直前の復習に便利そうだと感じたポイントです。
マンション管理士試験は覚えることが多いため、試験直前にテキストを最初から最後まで読み直すのは大変です。
そこで、「POINT整理だけを確認する」という使い方をすれば、重要事項を効率よく振り返ることができます。
普段の学習では本文を中心に理解し、直前期にはPOINT整理を使って知識を確認する、という使い分けができそうです。
区分所有法の重要判例も収録
マンション管理士試験では、区分所有法が重要な分野の一つです。
本書では、区分所有法編に重要判例をまとめた章が設けられています。
判例は単純な条文暗記とは違い、具体的な事例を理解する必要があります。
そのため、判例について整理して確認できるのはメリットだと思います。
特に区分所有法を重点的に勉強したい受験生にとっては、チェックしておきたい部分です。
2026年度版は区分所有法などの大改正に対応
2026年度版で特に重要なのが、2026年4月1日施行の区分所有法および関連法令の大改正に対応していることです。
マンション管理士試験では法令の改正が出題に影響する可能性があるため、最新の法令に対応した教材を使用することは重要です。
本書は、2025年12月現在施行されている法令等に基づいて執筆されており、2026年4月1日までに施行されることが明らかなものも含めて対応しています。
2026年度試験を受験するのであれば、2026年度版を使用する意味は大きいでしょう。
法改正点レジュメも無料公開予定
さらに、本書の利用者向けに、「法律改正点レジュメ」が2026年9月中旬より無料公開予定となっています。
2026年9月中旬といえば、マンション管理士試験の直前期です。
法改正や最新統計データなどを確認できるため、試験直前の最終チェックに役立ちそうです。
テキストを購入して終わりではなく、試験直前まで最新情報をフォローしてもらえる点は、独学者としてありがたいところです。
管理業務主任者のダブル受験にも対応
マンション管理士と管理業務主任者は、試験範囲に共通する部分が多いため、両方の試験を受験する人もいます。
本書では、読者限定のWebダウンロードサービスとして、管理業務主任者試験に対応した追加情報も用意されています。
2026年6月下旬から配信開始されております。
実際に使って感じたメリット
本書を実際に使用して感じたメリットは、次のようになります。
メリット① 出題範囲を絞り込んでいる
マンション管理士試験は試験範囲が広いため、効率的な学習が重要です。
本書は合格に必要な知識を絞り込んで整理しているので、この一冊を理解すれば合格に近づくことができると感じました。
メリット② 理解しやすいように工夫されている
具体例や図表、理解のヒントなどがあり、単なる情報の詰め込みになっていません。
「覚えろ」だけではなく「理解しやすくする」ことを意識したテキストだと感じました。
メリット③ 章末問題で知識を確認できる
各章の最後に一問一答形式の確認問題があるので、学習した内容をすぐに確認できます。
インプットとアウトプットを一連の流れで行えるのは便利です。
メリット④ 出題頻度が分かる
過去10年分の本試験を分析した「頻出度」「出題実績」が掲載されているため、学習の優先順位をつけやすくなっています。
メリット⑤ ダブル受験にも対応
管理業務主任者試験を受験する場合にも、追加情報をダウンロードできます。
マンション管理士だけでなく、管理業務主任者とのダブル受験を考えている人にも使いやすいテキストです。
メリット⑥ 法改正へのフォローがある
2026年4月1日施行の大改正に対応しているだけでなく、9月中旬から法律改正点レジュメも公開予定です。
直前期まで法改正情報を確認できるのは安心材料になります。
逆に気になった点は?
本書を実際に使ってみて大きな不満はありませんでしたが、あえて挙げるなら896ページあるため、最初は情報量が多く感じる可能性があることです。
「速習テキスト」という名前から、コンパクトで薄い本をイメージしていると、896ページというボリュームに驚くかもしれません。
ただし、マンション管理士試験自体の試験範囲が広いことを考えると、必要な知識を一冊にまとめた結果として、このページ数になるのはある程度仕方がないでしょう。
また、本書だけで本試験の問題演習まで完全に済ませるというよりは、
本書=知識のインプット・整理
過去問集=本格的なアウトプット
という役割分担で使うのがおすすめです。
こんな人におすすめ
実際に使用してみた感想から、特におすすめできるのは次のような方です。
マンション管理士試験を独学で受験する人
本書は、重要事項を整理しながら学習できるため、独学との相性が良いと感じました。
初めてマンション管理士の勉強をする人
具体例や図表、理解のヒントなどが用意されているため、初学者でも内容を理解しながら読み進めやすいテキストです。
効率重視で勉強したい人
過去10年分の本試験を分析した頻出度・出題実績が掲載されているので、重要度を意識しながら学習できます。
「全部を完璧に勉強する」のではなく、合格に必要な部分を効率よく勉強したい人に向いています。
管理業務主任者とのダブル受験を考えている人
読者限定の追加情報を利用できるため、マンション管理士と管理業務主任者を同時に受験する人にもおすすめです。
まとめ|「らくらくわかる!」マンション管理士速習テキストは独学者におすすめ
最後に、本書の特徴をまとめます。
- 合格に必要な知識を厳選して掲載
- 具体例や図表を使って理解しやすく整理
- 過去10年分の本試験を分析
- 「頻出度」「出題実績」のW表示で重要度を確認できる
- 章末の一問一答「重要!確認問題」でアウトプットできる
- 「POINT整理」で暗記事項を効率よく復習できる
- 区分所有法の重要判例をまとめて確認できる
- 2026年4月1日施行の区分所有法・関連法令の大改正に対応
- 法改正点レジュメが2026年9月中旬から無料公開予定
- 管理業務主任者試験向けの追加情報もダウンロード可能
「マンション管理士試験の範囲が広すぎて、どこから勉強すればいいか分からない」
という方には、特に使いやすいテキストだと思います。
私自身も実際に使用していて、「これなら理解しながら勉強を進められそう」と感じています。
2026年度のマンション管理士試験を受験する方は、今からでも本テキストを購入してみてはいかがでしょうか。


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