令和6年度社労士試験受験してきた

社労士

先日令和6年度の社労士試験を受験してきました。この記事は受験当日の様子をお伝えしていきます。

去年受験時の記録はこちら↓

受験まで

昨年の初受験では選択式の労働基準法/安全衛生法が1点という結果となり、基準点割れとなってしまいました。
それ以外はすべて基準点超えだったので、選択1科目に泣いた形になりました。

初年度は独学で挑戦し、二年目の今年は予備校も考えましたが、あと一歩で合格だったということもあり、引き続き独学で挑戦することにしました。

試験直前期は体調を崩し、なかなか思うように勉強が進まない時期も続きましたが、なんとか回復した状態で試験当日を迎える事になりました。

当日

会場到着まで

本年度の試験会場はみなとみらいの「パシフィコ横浜ノース」。
昨年度は藤沢にある日本大学生物資源科学部で、自宅からはやや行きづらかったので今年はアクセスも良く個人的にはありがたい会場でした。
最寄り駅はみなとみらい駅。
会場までは徒歩5分とありますが、改札までの距離もあるので電車から降りてからだと実質10分少々は掛かったかと思います。

到着~試験開始前

会場に到着し、入口で自分の番号で大体の座席の位置を確認。
会場自体は教室のようになっているわけではなく、一つのとても広いホールになっており、ある程度の人数で区画ごとに区切っているような形。
とにかく会場がだだっ広いので、入口から座席に着くまでも3~4分かかりました。
席に付いたのは9:40頃。着席時刻は10:00でこの時間から試験の説明が開始されるのでここまでに着席が必要。
残りの時間で軽く最後の確認やトイレを済ませるなどをしました。周りを見ると9割方座席は埋まっているように見えました。

そして10:00になり試験の説明が開始です。
解答用紙配布→問題用紙配布の順番です。
その間に解答用紙に氏名、問題用紙に氏名と受験番号を記入するようにと指示がありました。
そして写真との照合もこの時間になされました。

ここから待つこと10:30に試験開始です。

選択試験

選択試験が開始、普通に頭から解き始めます。
1時間20分あるので時間に余裕があるとは思っていました。
案の定、一通り解いた時点で30~40分は余っていたとは思います。
試験中の手応えとしては雇用保険が確証が持てる選択肢が2肢しか無く、唯一8問の中では割れもあり得ると感じていました。
次点で健保が難しく感じ、それ以外は3点は確保出来たかなという感触でした。

昼休み

昼休みは座席で軽く食事をとり、残りの時間はひたすら択一式の問題集を眺めていました。
トイレを済ませて12:50の着席時刻に備えます。

午前の選択式と同様に、解答用紙配布→問題用紙配布→写真との照合と続きます。
更に試験問題の訂正があるとのことで、正誤表が配られました。

そして13:20の択一式試験の開始となりました。

択一試験

人によっては解く順番を工夫されている方もいらっしゃるかとは思いますが、私は素直に頭から解き始めました。通しで掛かった時間は以下の通りです。

労安(15分)
労徴(15分)
雇徴(18分)
一般(20分)
健保(31分)
厚年(20分)
国年(17分)
_______
合計:2時間16分

科目別だと健保が特に時間が掛かってしまっています。確証を持って答えられた問題が一問も無く、考えさせられる問題も多く時間が掛かってしまいました。
試験時間は3時間30分あるのでこの時点で残り時間は1時間14分。見直す時間は充分あります。

問題毎に以下の意味の◯▲△☓のマークを付け、一周した後は◯以外の問題の見直しに入りました。
◯→自信あり
▲→8割方自信あり
△→正誤半々
☓→分からない、自信無し

しかし一周した時点で◯が付いた問題は13問しかなく、多くの問題を見直す事になってしまいます。

見直しの過程で、当初の解答と変更したい問題がいくつか出てきました。
一般的に言われている事が、根拠が無ければ解答を変更してはいけないという事です。
しかし当初の解答より4問変更することにしました。全て変更に至る根拠は無かったです。
これが結果としてどう転ぶのかは分かりません。

試験途中でトイレに行きたくなり、手を上げて試験監督を呼びます。
トイレ前まで一緒に行き、済ませたらまた席まで一緒に戻ります。
周りを見るとそれなりの方が試験中にトイレに立っていました。

そして試験は終了。
長い試験で疲労困憊になりましたがなんとか無事に試験を終える事が出来てホッとしました。

試験終了~帰宅

試験終了後、問題用紙を回収され、試験監督側での最終確認を終えた時点で帰宅可のアナウンスがありました。
帰りはパシフィコ横浜ノースから横浜駅行きのバスが出ていたのでそれに載ろうとバス停に向かいましたが、僅かに間に合わずに出発してしまっていました(泣)。

本数が少ないので次のバスを待つ余裕も無く、行きと同じくみなとみらい駅に戻り、帰途に付きました。

帰宅~自己採点

帰宅した後は自己採点に取り掛かります。選択式は一通り揃っていましたが、択一式は検討中の問題も多く、予備校間でも解答が割れている問題も多く、いつ自己採点をしようかと悩みましたが、気になって仕方なかったのでまずは解答も割れていなく恐らくは確定しているであろう選択式から自己採点を開始。

選択式
労安 5/5
労災 5/5
雇用 4/5
労一 3/5
社一 4/5
健保 3/5
厚年 5/5
国年 4/5
合計 33/40

一番懸念だった雇用が4点。次点で不安だった健保がギリギリの3点。
労一も自信があった3問以外は落としていてギリギリの3点。
昨年涙を飲んだ選択式は突破出来たようで良かったです。

続いて択一式になります、解答が予備校間で割れている問題もありましたが、早めに解答が出揃った大原で採点に挑戦した結果がこちら。

択一式
労安 6/10
労徴 6/10
雇徴 6/10
一般 5/10
健保 5/10
厚年 9/10
国年 8/10
合計 45/70

一番不安だった健保で5点の及第点。
比較的易問が多かったと感じた年金で点数を稼ぐ事が出来、全体的に大きく失敗した科目も無く45点という去年の合格基準点と同じ点数を取る事が出来ました。
ただ試験日後数日経った現在でも予備校間で割れている問題(労災の問5)もあり、合格点もどうなるかは分からないので合格発表日までなんとも言えません(労災問5は私はどちらにしても不正解ですが)。
健保の難化もあり、前年よりも合格点は下がるという予想も見受けられますが、後はただ発表日を祈る思いで待つばかりです。

因みに試験中に問題毎に付けて居た◯▲△☓のマーク別の正解数ですが
◯→11/13
▲→11/12
△→14/27
☓→9/18
となっていました。◯と自信があった問題でも2問間違えていたのが意外でした。
◯問は基本的に見直しをほぼしなかったので、全問見直しをしっかりしていれば更に加点出来ていたかもしれないと思うと悔やまれます。
一方で☓問題でも半分正解出来ており、自信が無かったとしても結果的に正解を導ける能力が付いて居たのかなと考察が出来ます。

また、見直しの過程で解答を変えた問題が4問ありましたが、以下のとおりでした。
1問は最初が正解→不正解
3問は最初が不正解→正解
結果的に解答を変えて2点プラスになった事になります。根拠が無くても自分を信じて変更して良かったです。

今後の予定

合格発表は10月2日(水)になります。
1ヶ月と少しありますので社労士試験の事はあまり考えないようにしたいと思います。
昨年は自己採点の時点で不合格が確定していたので切り替えがしやすかったですが、今年は合格の期待もあるので、後はただ願って、発表を待ちたいと思います。

無事試験に合格できた令和6年度社労士試験合格体験記はこちら↓

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