はじめに
この記事を読むことで以下のことが分かります。
☑ 本教材のメリット・デメリット
☑ 合格者によるの本教材の具体的活用法
☑ 実際に使用してみての本音
判例対策を早めに取り組んだ事で合格へ繋げる事が出来ました。
合格するために無くてはならない教材でした。
令和6年度社労士試験合格体験記はこちら↓
社労士V イラストでわかる労働判例100とは
社労士試験に出題される労働判例がイラスト付きの見開き2ページで解説されています。
本テキストを読み込む事で効果的な判例対策をすることが可能です。
本教材を選んだ理由
受験初年度に選択式の労働基準法での基礎的な判例問題を間違えてしまった結果、不合格に繋がってしまいました。
初年度はなかなか判例対策まで手が回らなかったため、2年目はしっかりと判例対策を行おうと思い、手に取ったのがこの教材でした。
他にも判例対策の教材・予備校での講座はありますが、本教材を選んだ理由は以下の通りです。
☑ 判例対策が出来る教材であること
☑ 判例が分かりやすく記載されていること
☑ 安価であること
以上に該当するのが社労士V イラストでわかる労働判例100でした。
メリット・デメリット
実際に本教材を使用して感じたメリットとデメリットを記載していきます。
メリット
安価に判例対策が出来る
予備校で判例対策に絞った講座はありますが、10,000円超えの講座も珍しくはありません。
勿論、分かりやすい資料と講義動画があるなどそれだけのメリットはあるかとは思います。
そういった中で2,090円(税込み)で100個の判例が掲載されているというのはコスパが良いと感じます。
判例が分かりやすく記載されている
全判例についてイラスト付きになっており、このイラストを見るだけで大まかにどんな裁判であったのかをイメージする事が出来ます。
その上で判例についても見開き2ページでまとまっており、重要な語句は太字になっているので分かりやすく記載されています。
判例毎に問題がある
判例毎に問題があります。◯☓問題ですが、インプットを行った後にすぐアウトプットが出来るので記憶の定着に繋がります。
デメリット
最新の判例は掲載されていない
本教材の発売日は2020年11月ですので当たり前ですが発売日以前の判例しか掲載されていません。
毎年定期的に発売されているという訳ではありませんので、今後改訂版が出版されるかどうかは不明ですが、最新の判例については模試や他教材で学ぶ必要があるでしょう。
また、毎月発売されている社労士Vでは最新判例について本教材と同じ様式で解説されている号もありますので、そちらもチェックされると良いでしょう。
※2024年11月に「第2版」が発売されました。最新判例も掲載されているようです。
社労士V イラストでわかる労働判例100の具体的活用法
ここからは、実際に本教材を使用した私が、具体的な活用法を記していきます。
1️⃣ 一通り読む(1周目)
2️⃣ 時間を開けて一通り読む(2・3周目)
3️⃣ 辞書変わりに利用
1️⃣ 一通り読む(1周目)
当然ですがまずは一通り全ての判例を読み込みます。
読み込みを始めたのは試験が終わって自己採点時点で不合格が確定した8月末のすぐでした。
1つの判例だけ読むのはそこまで時間もかかりませんのでスキマ時間にも読みやすかったです。
1日につき数個読む程度で少しずつ読み進めて行き、1ヶ月かけて1周読み終えました。
2️⃣ 時間を開けて一通り読む(2・3周目)
2周目は多少間を明けて10月に読み込み開始。同じペースの1ヶ月かけて読み込み終了。
3周目は更に間を明けて1月中旬に開始。1ヶ月弱かけて読み込み終了。
最終的には通しで3周読み込んだ形になります。
3️⃣ 辞書変わりに利用
3周読み込んだ後は通し読みはすることは無かったです。
それでもテキストを読み進めていたり、問題を問いていると判例問題にぶつかる事があります。
そこの解説部分で理解出来なかった点やもっと詳細に判例を確認したいと言うような場合は本教材に戻って確認するようにしていました。
この時に判例がどこに載っているかを探すのが手間だったので、判例の日付順になっている索引が欲しかったですね。
本教材使用の本音
本教材を使用して早めに判例対策を行った結果、模試などでの判例問題を解いた際にこの教材で見たことがあるような問題が多かったです。
その結果、判例問題に対する苦手意識がかなり薄くなっていきました。
判例に対して苦手意識が無くなるという事は、合格するために非常に大きかったと思います。
見開き2ページで1判例が読めるというのも取り組みやすく、暇があれば1つの判例を読もうという勉強の動機付けにもなり、それもまた良かったです。
この教材無しでは合格出来なかったと思うほど取り組んで良かった教材でした。
本記事が社労士試験の問題集を選ぶ方の参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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