はじめに
この記事を読むことで以下のことが分かります。
☑ 本教材のメリット・デメリット
☑ 合格者によるの本教材の具体的活用法
☑ 実際に使用してみての本音
問題自体は標準的な難易度のため試験前の腕試しには良いでしょう。
解説は簡潔にまとまっており、物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
令和6年度社労士試験合格体験記はこちら↓
社労士V[解説付]完全模擬問題とは
本試験と同じ形式で模試1回分が掲載されています。
問題の他にも一問一答や法改正対策などの特集も掲載されています。
本教材を選んだ理由
☑ 社労士Vを使用していたため
☑ 冊子版の模試で安価に腕試しがしたかったため
毎月発売されている社労士Vを使用しており、社労士Vの模試ならば安心して対策出来るだろうということ、また、予備校の模試は値段が張る一方で、冊子版だと安価に試験形式の問題を解くことが出来るため、本教材を購入するに至りました。
メリット・デメリット
実際に本教材を使用して感じたメリットとデメリットを記載していきます。
メリット
本試験と同じくらいの難易度で力試しが出来る
問題の難易度は本試験並であり、ちょうど良い難易度となっています。
個人的にはあまり難しすぎる模試を受けるより本試験並の模試を受ける方が良いと考えています。
問題だけでなく一問一答や法改正対策で幅広い対策が出来る
模試のみにとどまらず、特集ページでは一問一答の問題や法改正対策、令和6年度は年金額の改定ポイントが掲載されており、この1冊で幅広い対策をすること可能となっています。
デメリット
解説が簡潔
解説部分は簡潔な箇所が多く、詳細な解説を求める方には向いていないと思われます。
模試は1回分のみ
一冊で2回分掲載されている書籍もありますが、本教材は1回分のみの掲載となっています。
より模試の回数をこなしたい方には向いていないでしょう。
社労士V[解説付]完全模擬問題の具体的活用法
ここからは、実際に本教材を使用した私が、具体的な活用法を記していきます。
1️⃣ 一通り解く
2️⃣ 自信無い問題は2回目・3回目を解く
1️⃣ 一通り解く
模試ですので当然ですが一通り一気に解いてみます。
そして自己採点をし、解説を読む。
間違っていたり正解していても理解が不足していると感じた点はテキストに戻って確認する、という流れです。
2️⃣ 自信無い問題は2回目・3回目を解く
一回解いただけでは知識が定着しません。
ただ全部の問題を再度解くのも非効率ですので、自信が無い問題に限り2回、3回と繰り返して行きました。
本教材使用の本音
本試験並の難易度で実力を確認出来たのは良かったです。
ただ、模試自体は闇雲に沢山受ければ良い訳ではなく、厳選する事も必要だと感じます。
その視点で見るとこの模試は必ずしも行わなくても良いかなと個人的には感じました。
その理由は以下の通りです。
・他に良い模試がある
・解説が簡潔である
・解説講義がない
色々と模試を解きましたが、LEC全国模試と佐藤塾ワンコイン模試は個人的には非常に有益。
それ以外の模試はそれより落ちるかなという印象です。
特に本教材は解説がやや簡潔であり、逐一テキストに戻って確認する手間が増えました。
解説講義がある模試も多い中で、無い本模試を優先して受ける理由は個人的には薄いのかなと思います。
勿論、この教材のメリットとして模試に限らず一問一答や法改正の特集なども含まれており、幅広い対策が出来るということ、本模試の問題から本試験問題が出題されていたらそれはそれで良い、という視点もあると思います。
あくまでも個人的には上記の理由により、積極的にオススメは出来ません。
本記事が社労士試験の問題集を選ぶ方の参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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