
DCプランナー2級を受けたいけど、どうやって勉強したらいい?

短期間で合格できる?

この記事では、実際に一発合格した私の体験をもとに、使った教材や勉強時間、試験結果まで詳しく紹介します。
試験の基本情報
- 実施方式:CBT(パソコン受験)
- 試験時間:120分
- 出題数:択一30問+総合問題10問(計100点)
- 合格ライン:70点以上
ポイント:各分野の得点が均等なので、まんべんなく対策するのが大切!
教材紹介
テキスト
「DCプランナー2級」の学習に使用するテキストは、主に次の2種類です。
DCプランナー2級合格対策テキスト

DCプランナー実務必携

- 合格対策テキスト
- 実務必携
🔹 「実務必携」は1級でも使用される教材であり、将来的に上位資格を目指す方にとっても有益です。継続して学ぶ予定がある方は、購入をおすすめします。
🔸 一方、「とりあえず2級合格が目標」という方は、合格対策テキスト1冊でも問題ありません。
実際に私は、合格対策テキストのみで合格できました。
問題集
問題集についても以下の2種類が販売されています。
DCプランナー2級合格対策問題集

DCプランナー2級試験問題集

- 合格対策問題集
- 試験問題集
どちらも使用可能ですが、目的に応じて選ぶのがおすすめです。
🔍 それぞれの特徴
✅ 合格対策問題集
- 解説が丁寧でわかりやすい
- 苦手分野の理解を深めたい人向け
✅ 試験問題集
- 本試験に近い形式で演習できる
- 実戦感覚を養いたい人向け
💡 迷ったら両方の購入も検討を!
どちらにもメリット・デメリットがあります。
不安な方や、より確実に得点力を高めたい方は、両方購入して使い分けるのがおすすめです。
勉強時間と分野別の対策ポイント
勉強時間の目安
私がDCプランナー試験(2級)合格までにかけた総学習時間は、およそ40〜50時間でした。
短期間でも合格は可能ですが、各分野の特性に応じた対策が重要です。
分野別の対策ポイント
A分野|年金・退職給付制度
- 📘 テキスト:一通り読み全体像を把握
- 📝 問題集:3周繰り返し演習
年金・退職給付制度は、構造が複雑に見えても大枠を理解することがカギです。
制度の仕組み・種類・支給要件などを図で整理すると理解が進みやすくなります。
B分野|確定拠出年金制度(DC制度)
- 📘 テキストと📝問題集を交互に学習(各3周)
DC制度は本試験でも頻出かつ重要な論点です。
制度のルールや運用方法に加え、「企業型」「個人型(iDeCo)」の違いなど、細かい内容まで問われるため、テキストでの理解を丁寧に進めることが重要です。
C分野|老後資産形成マネジメント
- 📘 テキスト:一読して内容を把握
- 📝 問題集:3周演習
この分野はFP試験の金融資産運用と共通項が多いため、FP学習経験者にとっては比較的取り組みやすい内容です。
特に、資産配分(アセットアロケーション)や金融商品の特徴を中心に復習すると効率的です。
💡まとめ
短期間でも合格を目指せる試験ですが、分野ごとの特性を意識して効率よく学習することがポイントです。
反復と理解のバランスを意識しながら取り組みましょう。
受験結果
2022年1月受験
分野 | 得点 |
---|---|
A分野 | 12/20点 |
B分野 | 16/20点 |
C分野 | 18/20点 |
総合問題 | 26/40点 |
合計 | 72/100点 |
無事一発合格できました!
特に「老後資産形成マネジメント(C分野)」の得点が高かったことが、合格につながったと思います。
ちなみに、試験形式が以下の通りに過去問題集と少し違っていて驚きました。
- 過去問題集 → 総合問題は「5題 × 3問」
- CBT本試験 → 「10題 × 2問」
また、選択肢の形式も違い、「3つの選択肢のそれぞれが正しいかどうかを判断する問題」が非常に多かったです。
これは、従来の「4つの中から1つを選ぶ形式」よりも難しく感じました。
合格後の登録はどうした?
なお、合格後の登録については以下の理由で行いませんでした:
- 現職でDCプランナー資格を使う機会がなかった
- 登録維持に費用がかかる
※その後、DCプランナー1級に合格したタイミングで登録を行いました。
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おわりに
この資格は他の資格、特にFP試験との関連性が高いと考えます。
実際、DCプランナー2級の合格を基礎にして、FP1級試験の合格に繋げる事ができました。
この記事を読まれた方がDCプランナー2級試験に合格される事を願っております。
その後、DCプランナー1級に合格することが出来ました。
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