相続アドバイザー3級合格するための学習法

銀行業務検定

相続アドバイザー3級ってどんな試験なの?

どうやって勉強したら合格出来るの?

この記事を見ると以下の事が分かります。

・相続アドバイザー3級について
・相続アドバイザー3級の使用教材
・合格するための勉強法

著者
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私自身、相続アドバイザー3級に約30時間の勉強時間で一発合格しました。決して簡単な試験ではありませんが、しっかりとした対策をすることで合格に近づくことは可能です。以下で詳しく見ていきましょう。

亮

FP1級、DCプランナー1級、宅建、基本情報技術者、ソフトウエア開発技術者、賃貸不動産経営管理士など全て独学で資格試験に合格。現在は令和6年度社労士試験へ向けて学習中。

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相続アドバイザー3級とは?

相続に関する手続き、顧客であった被相続人にかかる金融取引実務、税制改正を含めた相続税の相談等において、必要とされる知識の習得程度を測定します。

経済法令研究会

試験内容

出題形式
四答択一マークシート式 <一部事例付>50問(各2点)
科目構成
相続の基礎知識 20問
相続と金融実務 15問
その他周辺知識  5問
事例 5事例10問
合格基準
満点の60%以上(試験委員会にて最終決定)
試験時間
120分

経済法令研究会

相続に関連する幅広い知識が問われています。相続と金融実務が50問中15問あるのが特徴です。実務での知識が多く問われているということが伺えます。その他周辺知識では相続に絡んでくる年金の分野も範囲になっています。

合格率

2022年3月6日実施
受験者数3,702人
合格者数1,377人
合格率37.20%
平均点52.69点
平均年齢38.3歳

銀行業務検定協会 第151回銀行業務検定試験成績発表スコープ

試験回にもよりますが、合格率は30%台後半~40%台後半を推移しています。決して簡単な試験ではありませんのでしっかりと対策をする必要があります。

試験日程

例年10月と3月の年2回行われています。CBT形式という、通年で受験可能な形式もあります。

CBT相続アドバイザー3級の受験は以下のサイトから申込み可能です。

銀行業務検定試験 CBT相続アドバイザー3級

教材紹介

公式テキスト及び公式問題解説集があります。相続アドバイザー3級用として発売されている教材はこれらの教材のみになっています。

学習方法

公式の問題解説集は最低限必要です。必ず購入しましょう。相続に関する基礎知識が既にある方は問題集これだけでも足りるでしょう。相続知識に不安がある方は公式テキストの購入もオススメします。私自身も公式テキスト及び問題集を購入して学習しました。私が行った学習方法は具体的には以下の通りです。

1⃣テキストを一読する

2⃣問題解説集の問題に取り組む。解説を読んで不明な点はテキストに戻って確認する。

3⃣問題解説集は少なくとも3周以上を推奨。間違えた問題や苦手な問題は更に繰り返し行う。

基本的には問題集の繰り返しで合格出来る試験です。理解出来るまで繰り返し行いましょう。

学習期間の目安

私は約30時間の学習時間でCBTで受験をし、正答率62%でギリギリ合格することが出来ました。受験当時FP2級を持っていたとは言え、FPで学んだ知識はほとんど覚えていませんでしたので、初学者に近い状態だったと考えれば、初学者の方でも30時間前後で合格レベルに達することは可能と考えます。しかし私自身がギリギリでの合格でしたので、確実に合格出来るラインを考えれば40~50時間は必要かと考えます。

おわりに

相続アドバイザー3級は相続の基礎知識が学べ、仕事やプライベートにも活きる良い資格です。FPを始めとして他資格へのステップアップとしても活用出来ます。本記事をご覧頂いた方で興味を持たれた方は是非とも挑戦してみて下さい。

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