賃貸不動産経営管理士テキストレビュー【2022年用】

宅建・賃管士

令和4年度賃貸不動産経営管理士に42点で合格した私が実際に使用したテキスト2種類をレビューしてみました。

この記事を読むと以下の事が分かります。

・賃貸不動産経営管理士のテキスト2種類の紹介
・オススメの賃貸不動産経営管理士のテキスト

筆者紹介

令和4年度の賃貸不動産経営管理士試験に完全独学で42点で合格しました。他に完全独学で基本情報技術者、ソフトウェア開発技術者、FP2級、宅建など計24個の資格に合格しております。

とことん学ぶ! 賃貸不動産経営管理士 基本テキスト

著者:賃貸不動産経営管理士資格研究会 編著
出版社:建築資料研究社
発売日:2022/06/25
ページ数:444ページ
サイズ:A5
価格:3,080円
ここが良い

試験範囲の情報がかなり網羅されている
本年度から試験範囲の簿記会計の情報も当初よりしっかり記載有り
語句の解説などは欄外の補足でしっかりと解説

やはり試験対策の参考書で重要なのは試験範囲の網羅性だと考えます。それで考えるとこのテキストはかなりの情報量を網羅しているので試験対策の本としては安心して使えるでしょう。テキストを何回も繰り返し読みましたが、それが高得点に繋がったと思っています。

ここが気になる

2色刷りのため見た目は単調
情報が1ページに詰め込まれているので人によっては難しく感じる

1ページの情報量が多い事は裏返すと初学者にとっては分かりづらい印象を与えるかもしれません。2色刷りで単調に見える事も学習への意欲に繋がり辛いかもしれません。

みんなが欲しかった! 賃貸不動産経営管理士の教科書

著者:賃貸不動産経営管理士資格研究会 編著
出版社:建築資料研究社
発売日:2022/05/20
ページ数:364ページ
サイズ:A5
価格:2,640円
ここが良い

フルカラーかつイラストを多様しており親しみやすい

みんなが欲しかったシリーズに共通の特徴としてカラフルで図やイラストを多様した親しみやすさが挙げられ、本テキストもそれに添ってフルカラーとなっております。ページ数もそれほど多くなく、すぐ読み終わります。

ここが気になる

肝心の情報の網羅性が不足している
本年度からの試験範囲である簿記会計の記載が当初無し(後日法改正で対応)
内容が頭に入ってこない

とにかく情報量が不足していると感じました。このテキストの内容だけでは少なくとも2022年の試験には全く歯が立たないと思います。文字数は少なく、本書を1回読むのはすぐ終わります。しかし実際に読み終えた所でも、内容が全く頭に残りませんでした。フルカラーなのが逆に私にとっては合わなかったとも考えます。更に、本書には本年度から試験範囲に加わった簿記会計の内容が記載されていません。これに関しては後日、TAC出版の法改正サイトで追加情報として記載されています。発売日の関係で仕方なかったのかもしれませんが、気になったポイントの一つではあります。前述の日建学院のテキストと比較しても全体的に内容がかなり薄く感じました。

私は本書籍を最初に購入し、一読しましたが、その時点ですぐ私には合わないと判断し、前述のとことん学ぶ!基本テキストを購入し直しました。この判断は正解だったと考えています。

まとめ

私のオススメはとことん学ぶ! 賃貸不動産経営管理士基本テキストになります。
しかしあくまでも2022年試験用になりますので、2023年試験用についてはどのような内容になるのか不明です。その為、実際に書店等で実物を見て比較した上で購入されることをオススメします。

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