【宅建】模試は積極的に受けた方が良い4つの理由

不動産系資格

宅建の勉強、テキストと問題集をこなすので精一杯。模試をやってる時間がないや。

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模試は是非とも早い段階から開始し、複数の模試を解きましょう。以下で詳しい説明をしていきます。

この記事では、宅建に完全独学で40点で一発合格した私が、23回分の模試を解いた経験から、模試を解くことの重要性についてお伝えします。

現時点での自分の実力を確認できる

私は初めての模試は、LECの実力診断模試を6月に受験しました。宅建の学習を開始したのは3月下旬でしたので、まだ充分に学習が出来ていない時期でした。
実際、点数は34点でした。それでもこの時点での自分の実力を確認出来たので、この時期の受験は正解でした。宅建業法が20点中11点と、明らかに弱点ということが分かったので、宅建業法を中心に学習していくようにしました。

このように、現時点での実力を元に、今後の学習スケジュールを組み直していく事が出来るので、模試はなるべく早い段階で受ける事が大事です。遅くとも7月には受験したいです。

初見の問題を解くことに慣れることができる

過去問題集を何回も解いていると、問題自体を覚えてしまっている事はありませんか?

私は同じ問題集を何周もしていますが、問題を見た瞬間に答えがわかってしまうという状況に陥る事がよくありました。そのため、本質的な理解が出来ているか分からない状態になってしまったのです

模試を解くことで、同じ単元の問題でも違う聞き方をされることで、本当に理解出来ているかが確認出来ます。

模試でも解けた単元については、しっかりと理解出来ていることが分かりますし、間違えた問題については、問題自体を丸暗記してしまっていただけで、本質的には理解出来ていないという事がわかります。

資格試験では「分かったつもり」になってしまう事が一番怖いです。本試験で解けなければ意味がないのです。根本的な理解が出来るように心がけましょう。

本試験でのタイムスケジュールを確認できる

宅建の試験時間は2時間です。この2時間をどのような使い方をするかが大事です。

宅建業法、権利関係、法令上の制限、税その他でそれぞれ何分使うか決まっていますか?

権利関係は考える問題が多いため必然的に時間がかかってしまいます。権利関係で時間を使いすぎてしまうと、他の科目で時間が足りないという事になりかねません。

そこで、各科目に掛ける時間を予め決めておくことが大事です。事前に決めた時間を超えたら、諦めて飛ばすという勇気も大事です。

模試は各問題にかける時間を実際に試す貴重な機会です。自宅で模試を受ける場合でもしっかりと時間を測りながら解いてみましょう。

知識の穴を確認できる

テキストや問題集を繰り返し解いていても、理解出来ていない所はどうしてもあるものです。

模試で間違えた問題は、完全に理解出来ていなかったという事になります。模試の解説やテキストに戻って確認するでしょう。このようにして、知識の定着に繋げていきます。

私は模試を計23回分解きましたが、最高点は45点でした。つまり、どんな模試を解いても最低5問は間違えていたのです。その度に間違えた問題はしっかり復習をして、知識の穴を見つけていきました。

完全に理解出来た問題は繰り返し解く必要はありません。復習の際は、正解出来たけれど完全に理解出来なかった問題や、間違えた問題を集中して解くようにしていました。

宅建試験では苦手分野を無くすことが重要です。間違えた問題はなぜ間違えたのか間違えないようにするにはどうすれば良いのかを考えながら復習しましょう。

おわりに

私のように23回も模試を解く必要はありませんが、少なくとも3回は必要だと思います。

迷うようでしたらまず模試を受験してみましょう。市販の冊子の模試や大手予備校などなんでも構いません。

模試の活用が合格への道だと信じています。

参考までに、私が受験した模試と成績を書いたnoteの記事を貼ります。

宅建模試振り返り+オススメ模試|亮
この記事では私が令和4年度の宅建試験に備えて実際に解いた全ての模試の点数の振り返りと模試の簡単な総評を記しております。 ...

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