ITパスポートに10時間で挑戦して合格したまとめ

その他

本記事はITパスポートに勉強時間10時間以内で合格が可能かどうかが気になった筆者が、実際に10時間以内の勉強時間で合格出来るかチャレンジしてみた記事となります。

前提として、私のプロフィールは以下の通りで、ITの知識は有るものだということをご承知おきください。

情報工学科の大学を卒業の元SE。初級システムアドミニストレータ、基本情報技術者、ソフトウェア開発技術者といった情報系資格を持つ。SEを辞めたのは10年以上前で現在はITは全く関係の無い異業種に転職済。

ITパスポート試験とは

iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html
試験区分試験時間出題数出題形式
ITパスポート120分100問四肢択一

出題は大きく3分野に分かれており、ストラテジ系が32問、マネジメント系が18問、テクノロジ系が42問あります。この全100問中の92問で総合評価され、残り8問は今後出題される問題の評価のために使われます。

合格基準は各分野で1000点中300点以上かつ総合評価で600点以上で合格です。

試験方式はCBT方式となっており、好きな受験会場・日時を選択して受験することが出来ます。

一般的にITパスポートの合格には100~180時間必要と言われています。ですがこちらは初学者の方を対象とした勉強時間ですので、ITの学習をされていた方についてはそれ未満の時間で合格出来るでしょう。
私自身、10年以上前とはいえ、上位資格である基本情報技術者、ソフトウェア開発技術者を持っている為、更に短期間での合格が可能だと考え、今回の挑戦を決意しました。

勉強方法

月曜日に勉強を開始し、その週の土曜日に試験を予約しました。実質5日間+試験日での受験となります。

使用教材

使用教材は以下の2つに絞りました。どちらも無料で活用できるサイトです。

ITパスポート過去問道場 https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php

みみスタ https://www.youtube.com/@mimi_study

勉強の進め方

最初に過去問を通しで解いた際は100問中55問正解でした。過去問の傾向を掴む事と、単語の意味さえある程度理解が進めば6割以上で合格出来ると踏み、時間も限られているので以下のように進めて行く事としました。

1️⃣ 過去5年分の過去問を解く

2️⃣ 1️⃣で間違えた問題に絞り再度解く。全ての問題を正解するまで繰り返す

3️⃣ 1️⃣2️⃣と並行してみみスタの「サクっと覚える!単語まとめ」の3動画を繰り返し見る

勉強時間

基本的にITパスポートドットコムの過去問道場で学習し、それ以外の時間でYouTube動画を流し見て単語のチェックをしていました。

試験当日

試験当日は12:45開始で予約しました。会場は大学生であろう若い方が多く見られました。学生でも気軽に受けられる国家資格のことからでしょう。早速受付をし、すぐにロッカーに身分証以外の時計や貴重品を含め一切の持ち物を預ける形になります。他に持ち込み可能なものとしてはハンカチ程度だったと思います。そして一人ずつ順番に会場入り。机上にはシャープペンシルと一枚のメモ用の用紙があります。IDパスワードを入力して試験開始時間を待ち、試験開始です。

試験時間は2時間、これよりは早く終わるだろうと思っていましたが、そこは本試験ということで解答までに慎重になったことから、時間は思ったより余らず、全100問が終わったのが試験終了12分前頃でした。プログラム問題も思ったより多く、時間がかかったことも要因だったと思います。正答に自信が無かった問題については見直し用として都度チェックマークを入れられるようになっていたので、残り時間の限られた範囲で見直しを行いました。しっかり2時間使い切って試験は終了。結果はすぐに画面に表示されました。

710点、合格です🈴
マネジメント系が思ったより高得点でしたね。CBT方式の残念な所としては結果がすぐ出るのは良いんですが、問題を持ち帰れない事。悩んだ問題が正解だったかどうかが気になって多少モヤモヤします。

終わりに

無事に5日間+試験日、勉強時間にして10時間以内でITパスポート試験に合格する事が出来ました。ただしこの勉強法はあくまでもIT知識がそれなりにあるという事を前提で行ったものですので、初学者の方はテキストを購入した上で学習することをオススメします。

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