宅建の勉強、テキストと問題集をこなすので精一杯。模試をやってる時間がないや。
模試は是非とも早い段階から開始し、複数の模試を解きましょう。以下で詳しい説明をしていきます。
この記事では、宅建に完全独学で４０点で一発合格した私が、２３回分の模試を解いた経験から、模試を解くことの重要性についてお伝えします。
現時点での自分の実力を確認できる
私はLECの実力診断模試を６月に受験したのが初めての模試受験でした。
宅建の学習を開始したのは３月下旬でしたので、まだ充分に学習が出来ていない時期でした。
点数は３４点でしたが、この時点での自分の実力を確認出来ました。
宅建業法が20点中11点と、弱点を把握する事ができ、以後宅建業法を中心に学習するようにしました。
このように、現時点での実力を元に、今後の学習スケジュールを組み直していく事が出来ます。
そのため、模試はなるべく早い段階で受ける事が大事です。
初見の問題を解くことに慣れることができる
過去問題集を何回も解いていると、問題と答えを覚えてしまっている事はありませんか？
私も同じ問題集を何周もしましたが、問題を見た瞬間に答えがわかってしまう事も良くありました。
そのため、理解出来ているかが分からない状態になってしまったのです。
同じ論点の問題でも、違う聞き方をされることで、根本から理解出来ているかどうかが確認出来ます。
模試で解けた論点については、理解出来ている事が把握できます。
一方、過去問では正解していても模試で間違えた論点については、問題自体を丸暗記しており、本質的に理解出来ていないという事になります。
資格試験では「分かったつもり」になってしまう事が一番怖いです。
本試験で解けなければ意味がないため、根本的な理解をするように心がけましょう。
そのために、模試を積極的に受け、初見の問題への対応力を養うことが大事です。
本試験でのタイムスケジュールを確認できる
宅建の試験時間は２時間です。
この２時間、どのような使い方をするかが重要です。
宅建業法、権利関係、法令上の制限、税その他でそれぞれ何分使うか決まっていますか？
権利関係は考える問題が多いため必然的に時間がかかってしまいます。
ここで時間を使いすぎてしまうと、他の科目で時間が足りない事に繋がります。
各科目に掛ける時間の目安を予め決めておくことが大事です。
事前に決めた時間を超えたら、諦めて以降は飛ばすという勇気も大事です。
模試は時間を実際に測ることが出来る貴重な機会です。
自宅で模試を受ける場合でも、時間を測りながら解くようにしましょう。
知識の穴を確認できる
テキストや問題集を繰り返し解いていても、理解出来ていない所はどうしても出てきます。
模試で間違えた問題は、完全に理解出来ていなかったという事になります。
模試の解説やテキストに戻って確認するでしょう。このようにして、知識の定着に繋げていきます。
私は模試を計２３回分解きましたが、最高点は４５点でした。
つまり、どんな模試を解いても最低５問は間違えていたのです。
その度に間違えた問題を復習し、知識の穴を見つけていきました。
完全に理解出来た問題は繰り返し解く必要はありません。
復習の際は、正解出来たけれどあやふやな知識だった問題や、間違えた問題を集中して解くようにしていました。
間違えた問題は特に
なぜ間違えたのか、間違えないようにするにはどうすれば良いのか
を考えながら復習することが大事です。
おわりに
私のように２３回も模試を解く必要はありませんが、少なくとも３回は模試を受ける必要があると思います。
迷うより先にまず模試を受験してみましょう。
市販の冊子の模試や大手予備校などなんでも構いません。
模試の活用が合格への道だと確信しています。
参考までに、私が受験した全ての模試と成績のnote記事を貼ります。
参考にして下さい。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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