前回60点で10点足らずに不合格となってしまいましたDCプランナー1級A分野。しかしその僅か1週間後に再受験を申し込みました。
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前回の反省点
前回は60点で合格までは10点足らずの不合格でした。総合問題で大きく点数を落とした事が響きました。特に中退共、雇用継続給付の問題で点数が低かったので、この分野を中心に学習すれば合格点に届くだろうと考えました。
また、以前使用していた2級用のテキストを中心とした学習となっていたため、今回は最新版のテキストを購入し、しっかりと読み込む事にしました。
使用教材
1回目の受験に引き続きテキストと問題集を使用しました。前回は2級のテキストをメインで使用していましたが、今回は購入した最新版の1・2級用のテキストをメイン教材として使用しました。
勉強法
1️⃣ テキストを読み込む
2️⃣ 問題集を解く。間違えた問題は理解して正解出来るまで繰り返す
3️⃣ テキストを読み込む
前回(不合格時)と変えたのはテキスト読みをメインとしたことです。問題集は初回受験時に一通り理解して解けるようにはなっていたので、再度全問題を一周した上で、二週目以降は間違えた問題や曖昧な知識の問題に絞って解きました。テキストについては、A分野の部分を全て読み込みました。特に前回低得点だった中退共と高齢者雇用継続給付の分野について特にじっくり読み込みました。
勉強時間は、前回受験時が約10時間で、そこから今回の1週間で4時間半で、合計14時間半で再受験となりました。
結果
なんとか合格出来ました。それでも78点。これは総合問題の5点の大問を2問落としただけで不合格となる所でした。以下点数の内訳です。
合計:78点
択一:10問中9問正解 9問×4点=36点
総合:42点
問11[公的年金] 10点
11-1:☓(0点)
11-2:◯◯◯◯◯(5点)
11-3:◯◯◯◯◯(5点)
問12[中退共] 8点
12-1☓(0点)
12-2◯☓◯◯☓(3点)
12-3◯(5点)
問13[社会保険等] 9点
13-1☓(0点)
13-2◯☓◯◯◯(4点)
13-3◯(5点)
問14[退職給付会計] 15点
14-1◯(5点)
14-2◯◯◯◯◯(5点)
14-3◯(5点)
択一も総合問題も大きく点数を落とした箇所が少なかったのが良かったです。特に、「適切なものをすべて選ぶ」問題で大きく点数を落とさなかった事が合格に繋がったと考えます。
今回の試験では問11-1、12-1・3、13-1・3、14-1・3の7問ありますが、ここだけで配点は35点です。部分点も無いと思いますので、5点か0点のどちらかとなります。個数問題は曖昧な知識では正解出来ませんので、正確な知識を身に付けられるかどうかが大事となるでしょう。
さて、総合問題を具体的に覚えている範囲でどのような問題だったかを見ていきますと、
[問12中退共]
12-3は個数問題。退職金の支払方法に関する問題でした。「40歳で退職金を一時金で受け取れるか」「50歳で退職金を10年で分割で受け取れるか」といったような選択肢だっと思います。この部分はテキストには書いてありますが、問題集の方には載っていないので、初見では戸惑う問題でした。因みに前回受験時にも出題された問題でした。
[問14退職給付会計]
この大問は全て前回と全く同じ問題が出題されました。14-1は会計処理を確定拠出制度として扱うか、確定給付制度として扱うかどうかの知識を問う選択肢がありました。14-2は退職給付債務、引当金、費用を語群から答えさせる問題集に載っている典型的な問題。14-3では退職給付費用の計算問題でこちらも典型的な問題でした。
2回試験を受けて感じた事は、問題集を全て理解している事は必要最低限で、その上で、問題集には載っていなくてもテキストのみに載っている知識ついても細かい部分が問われると感じました。特に総合問題については、配点上個数問題が大きなウエイトを占めるので、特に正確な知識が求められると感じました。本試験の個数問題は、単純な正しいものの個数を選ばせるような問題ではなく、選択肢毎に正誤を判断しなくてはいけない事からも特に難易度が上がっていると言えます。
今後の予定
A分野を2回目で合格出来たので次はB分野となります。今回の経験からテキスト読み込みの重要性を身をもって体感したので、次はしっかりテキスト読みをした上で問題集に取り組んで行こうと思います。
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